自民党総裁選(27日投開票)に立候補している小泉進次郎元環境相(43)は21日、裁選都内で取材に応じ、勝利ドジャース・大谷翔平投手(30)の「50―50」達成になぞらえて自身の総裁選勝利の確率を「大谷選手と同じ 。の確フィフティーフィフティー」と宣言した 。大谷
大谷は、小泉選手momanこの日も本塁打と盗塁をマークし「52―52」となっている。進次決選元高校球児の小泉氏が特に感心したのは 、郎氏率は記録を更新し続ける圧倒的スピード感だ 。「大谷さんは48本からね、(日本時間20日に3本塁打で)一気にいった。あまりに一つ一つのことが次々に塗り替えられすぎて、逆に彼のすごさを実感する場もないぐらいの速度で、圧倒的なところまで到達してしまってる」と驚嘆。「私、圧倒的なスピードで日本の政治を変えたいって常々言っている 。その観点で、何か感じさせてもらえるもの 、あります」と、自民党総裁 、首相になった際は大谷レベルの存在感で政治改革を目指す考えを示した。
さらに「昔のイチローさんもそうなんですが 、打たなかった日にニュースになる 。それってまさに偉人の証明ですよね」。自身も各討論会などの発言が常に注目され 、ときに異常な批判が集まる状況だ 。
小泉氏は「まぁ 、どっちにしても叩かれるんで…」と苦笑いしながら「もうね 、迷ったらフルスイング 。三振かホームランか分からないけど 、フルスイングすれば自分のなかで結果に後悔はない」と達観した表情。「もう自分らしくいこうって 。純粋に考えるようになりましたね」と 、総裁選終盤に向けて心境が変化したことを明かした 。
小泉氏の選対関係者は「総裁選の議員票に関しては 、現段階で70人に迫ろうしている」と国会議員の取り込みに自信。「党員票にも 、まだ伸びしろがある。3連休中に党員への呼びかけを必死にしていきたい」と語気を強めた 。共同通信の情勢調査によると、総裁争いは小泉氏、石破茂元幹事長(67) 、高市早苗経済安保相(63)が先行 。当初、大本命とみられた小泉氏は失速傾向だが、決選投票になれば有利との見方が強い 。
総裁選まであと5日。小泉氏は大谷ばりのフルスイングで何とか総裁選を乗り切る。(樋口 智城)
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